コントレイルはなぜ負けたのか ライスマン的分析
どうもライスマンです。
今回はGI大阪杯で敗れたコントレイルのレースを
5つの点で敗因を分析したいと思います。
調教(調子)
調教としては申し分のない調整でした。
今までの自己ベストタイムを塗り替える走りをみせていて、福永騎手は
「短距離馬みたい」と語るほどのスピードでした。
今回は大阪杯の2000mに合わせた調教で体調ともに万全でした。
距離
3歳時に皐月賞2000m・日本ダービー2400m・菊花賞3000mを制覇しているように距離には全く問題はないと思われます。
馬場
敗因はおそらく馬場です。
先日の阪神競馬場は、重馬場発表だったのですが
東京や、京都の重馬場とは違く、阪神での重馬場は
1段とパワーが求められます。コントレイルは重馬場も
こなすだろうと思われていたのですが、苦しそうに直線を
走っていました。やはり、ディープインパクト産駒らしく
極端なパワーがいる馬場は持っているスピードが発揮できない
タイプなのかもしれません。
馬体重
馬体重は+16キロで大方成長分との見解でした。
筋肉が増して、長距離用から中距離ようにシフトした感じがあります。
騎乗ぶり
馬場が1番の敗因ですが、次に敗因を挙げるとしたら騎乗です。
ゲートが開き、5分のスタートをきるもポジションは取りにいかず
出たなりで、中断やや後方という位置取りにつけます。
そして、第3コーナーで馬なりでまくりに行き、グランアレグリアと
並走する形で直線を迎えるのですが、もうすでに勝ったレイパパレには
2馬身ほど差があり、ぐんぐん差が開く一方でした。
この日はかなりパワーがいる馬場であり、他の阪神のレースでは前にいった馬が最後まで残るといったレースが多かったです。また、レイパパレが逃げたペースがそこそこ早いペースでしたので、後ろにいた馬も追走にかなりスタミナを使うレースでした。コントレイルの行く気に任せた福永騎手の自信の表れが、馬場と言いペースと言い裏目にでました。
コントレイルはきつくタフなレースをしたと思います。
でも、1番きついレースをしたわけじゃなさそうなんですよねー😢
例えレイパパレの2番手でレースを進めても勝てなかったと思っています。
敗因まとめ
・コントレイルには昨日の阪神のような重くタフな馬場は合わなかった
・結果論だが3コーナー手前でまくりに行くのは失敗だった
コントレイルの馬券的狙い目
コントレイルの次走は宝塚記念となっています。宝塚記念は例年大阪杯同様に重い
馬場になりやすく、パワーが求められます。しかも今年は阪神開催が例年より長い
ため綺麗な芝ではなく、かなり荒れた芝。よって宝塚記念は大阪杯よりもタフなレースになる可能性が高く、コントレイルは持ち前のスピードを発揮できないと思います。しかもオッズ的にもまだ人気になると思われるので、単勝は買わない方が得策でしょう。もし、出走してくるなら秋のジャパンカップで買いましょう。その時の状況次第ですがコース・例年の馬場といい人気が多少落ち着いてくるなら全ツッパ🍚です。いずれにしても上半期はコントレイルにとってきついシーズンとなりそうです。
次回はグランアレグリアの考察をします🏇
ここまで読んでくれた方ありがとうございます。
レース回願や分析などもしていくので、ぜひまたご一読お願いいたします!