ライスマンの馬講座

好きな一頭を追いかけたい。その想いに答えます。

第1馬  天才少女 ファインモーション

どうもライスマンです。

 

今回は2001年~2004年に活躍した

天才少女ファインモーションを紹介させていただきます。

 

 

 

生い立ち

ファインモーションアイルランドで生まれます。

日本の国内で生産された馬ではなく、外国で生産され日本に輸入され国内で育成された外国産馬となります。

父はヨーロッパの名種牡馬デインヒル。お母さんはココット。

1996・1997年にヨーロッパ最高峰に凱旋門賞を2着になり

日本のJCも制覇した、当時の欧州の名馬ピルサドスキー

同じ血統になります。

 

つまり超良血なんです。名門中の名門です。

 

そんなファインモーションですが、本来は競走馬としてではなく優秀な血統背景から繫殖牝馬として日本にやってきましたが、調教師・伊藤雄二氏の強い意向で競走馬としてデビューを迎えました。

 

2歳

ファインモーション2歳の12阪神競馬場2000mでデビューします。

 

デビュー前の評判や抜群の調教を見せるなどして、ファンの評価は単勝1.1倍の1番人気。

 

結果はスタートから先頭に立ち逃げ切って4馬身差の圧勝。

 

例年、12月の阪神2000mの新馬戦は翌年を見

据えたハイレベルな馬たちがあつまるレースに

なっていて、それを牝馬ながら4馬身差で圧勝

する期待に違わないレースぶりで怪物登場と話題になりました。

 

この勝利から翌年の海外GIフランスオークスの出走プランも検討されます。

 

しかし、デビュー戦後骨折が判明。フランス

オークスも白紙となり、長期休養に出されるこ

とになります。

 

3歳

3歳初戦は外国産馬のため当時のルールで桜花賞オークスに出走できないため、夏の函館で500万条件(今で言う1勝クラス)のレースに出走。

 

このレースでは500万条件ながらも古馬(4歳馬~のことを言う)との

対決をものともせず、1番人気で5馬身差の圧勝。

 

続く札幌で行われた2600mの長距離戦に出走。ここでも古馬相手に楽な手ごたえで先行すると、直線で一気に突き放し5馬身差圧勝。

 

ここまで3戦3勝。3歳牝馬最後のGI秋華賞の出走権利をかけてローズS

出走します。

 

迎えたローズS。春の実績馬もいる中、単勝オッズ1.2倍の圧倒的1番人気。

 騎手の松永幹夫(現調教師)が全く鞭を振るうことなく3馬身差の圧勝。

 

そして、最後の1冠G1秋華賞に挑みます。

ここまで圧巻のパフォーマンスでファインモーションはここも圧勝。

秋華賞史上最低オッズ1.1倍・秋華賞史上最大着差 3馬身1/2差を記録した。

 

続く古馬牝馬との初対戦。G1エリザベス女王杯に出走。

前から2.3番手という位置取りから早め先頭に立つと、後続を寄せ付けず

2馬身差をつけ快勝。騎乗した武豊騎手は「怪物や」とつぶやき、勝利ジョッキーインタビューでは「乗り手がこんなに乗っていて気持ちいいと思う馬はいない」と称した。

これで6戦6勝。無敗のまま古馬のG1を制覇したのは、2019年にクリソベリルが達成するまで、ファインモーションだけの大記録だった。

 

2002年ラストレースとして有馬記念に出走。

3歳牡馬と古馬牡馬の強豪を含めた1戦でファインモーションは1番人気に(2.6倍)

レースでは逃げる形となり、同じ逃げ馬のタップダンスシチーに煽られペースを乱された。普段通りに走れず、5着に敗れ初めての敗戦を喫した。レースでは3歳馬ながらシンボリクリスエス(牡)が勝利。

 

4歳

春は休養にあて、夏の札幌 牝馬限定戦 G3クイーンSに出走。

約8か月空いた復帰戦ながら単勝1,4倍に支持された。

レースでは、これまでの先行策から中段やや後ろに構える戦法

直線で勢いよく追い込むも逃げたオースミハルカにクビ差届かず2着。

前残りの馬場かつ、勝った馬と6キロの斤量差が敗因としてあげられたが

3歳の頃とは物足りない内容だった。

 

次は天皇賞(秋)のステップレース。G2毎日王冠に出走。

ここでも1.3倍の圧倒的1番人気に支持されるが、スタート直後から

武豊騎手が懸命に抑えるものの暴走気味に。最後は力尽き7着に敗れる。

 

天皇賞(秋)への出走を断念してマイルチャンピオンシップに出走。

デビューからずっと1番人気だったファインモーションは、近走の

不振から2番人気に(4.8倍)スタートから終始手ごたえ良く、完璧にレースを進め 直線では先頭に立ち後、ゴールまでもう少しのところで1番人気デュランダルに差され

2着。

 

年末は有馬記念ではなく、1600m戦のG2阪神牝馬Sに出走。

1番人気(1.4倍)に支持されクビ差ながら辛くも勝利。

 

4歳シーズンは4戦1勝2着2回と勝ちきれないレースが多かった。

5歳

5歳初戦はGI安田記念に休み明けながら出走で3番人気(6.7倍)

スタートから終始ずっとかかりっぱなしで武豊騎手が

立ち上がるほど制御不能になり、ほとんどレースにならなかった。

結果は13着と大敗。生涯最低着順となった。

 

次は7月、函館記念に出走。1番人気(2.1倍)

牝馬ながらトップハンデ(57キロを背負う)しかも大外枠。

かなり不利のある競馬になり内を通ってきたクラフトワークにクビ差と

負けたが、強い内容だった。

 

8月に同じ北海道の地で札幌記念に出走。

ここでも1番人気に支持され(2.2倍)最後方からの3コーナーでは

一気に先団までポジション上げてそのまま押し切り。去年の12月の阪神C

以来の勝利をあげた。

 

1600m戦のレースでは成績にムラがあるものの2000m戦では安定した

成績をおさめており、陣営はラストランとしてG1エリザベス女王杯へと

出走を決断した。

しかし、主戦騎手の武豊騎手がアドマイヤグルーヴに騎乗することになり

ファインモーションは急遽マイルチャンピオンシップに出走を変更にした。

 

迎えたマイルチャンピオンシップでは2番人気(4.5倍)に支持された。
1番人気は昨年の勝ち馬デュランダル

中段からやや後方という位置取りで進めるもいつもの通りかかってしまい

武豊騎手が懸命に手綱を抑える。なんとかなだめて最後の直線でゴーサインをかけるも直線では全く伸びず9着。

元々繫殖牝馬用と買われていたが、予想以上の活躍で現役生活が長くなってしまった経緯もあり、この年で引退。

引退後

血統・これまでの実績から優秀な繁殖牝馬と将来を期待されており

初年度はキングカメハメハを交配された。しかし不受胎。(子供ができなかった)それからどんな種牡馬と交配しても不受胎が続き検査すると
医学的に受胎ができない体ということが分かった。元々繫殖牝馬で購入されたが本来の目的を果たすことはできなかった。

だから、ファインモーションが競争生活を送ることなく繫殖牝馬になった世界線ではきっと私たちは、彼女のことを知らなかっただろう。

ファインモーションは走ることで存在意義を自ら高めた。

評価

 ファインモーションについては様々な議論があります。

1,3歳までなら歴代牝馬最強説

3歳時に無敗でのエリザベス女王杯制覇。しかも圧巻のパフォーマンス

レースタイムも優秀だった。しかし、激しすぎる闘争心から古馬になってからコントロールが効かなく力を発揮できずレースに敗れることがあった。人間で言うなら若い時は性格も大人しく、可愛かったのに年齢を重ねるにつれ、頑固なおばさんになっていく感じでしょうか

 

2,実は男説

牝馬同士なら無類の強さを誇っていたファインモーションですが、その能力を

子供に伝えることはできませんでした。あくまで噂レベルですが、受胎できない体を研究した結果、ファインモーションは外面的な部分は牝馬だけど、遺伝子、または染色体レベルで考えると牡馬だったという話があります。そう考えると、あの強さと受胎できない体も納得できますね。

 

今回は僕の好きな馬ファインモーションの紹介をしました。

気になった方はぜひ、YouTubeなどでレースをご覧になってください🍚🏇

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

これからも更新していくので、また見ていただけたら嬉しいです!

では、ライスマンでした👋🍚